小学5年生の息子がお友達と週末に出かけるらしい。
少しのお小遣いとおやつを持たせようかなと思ったけど、買い出しに行った先で、インスタントカメラが視界に入ったので2台買ってお友達にも渡してみることにしました。
簡単にスマートフォンで撮影できることが、当たり前の時代に育つ息子がすごくワクワクした顔でカメラを受けとっていて、何を撮ろうかな~と、27枚しか撮れない制限あるものを楽しみ、思いを馳せてレンズを覗いてました。
今、自分のスマホのアルバムには、およそ4万枚入っているけど、むかし手にしたインスタントカメラのように、思い出が鮮明にあるわけではない。デジカメを初めて手にした時にも、それはそれですごい量を撮っていたけれど、データは古い開かずのMACの中で眠っております……。
簡単に撮れて、誰が撮ってもプロのように綺麗で、とっても便利な時代だけど、撮ってるシーンまで蘇らせるインスタントカメラって素晴らしいなと!!
巻く音も、巻く時に指先から感じる振動も懐かしい。現像に出して、ブレた写真でさえもすごく思い出に残ってます! みんな自分のカメラに名前も書いてたな~とかw
息子もお友達も生まれて初めて手にするインスタントカメラ。出来上がった写真だけではなくて、フィルムで撮る、その時間も思い出になるといいな。
男の子だし、私が思うより早く親離れしてしまうのだろうけど、自分が感じた”楽しかった思い”も繋いでいけたらいいなと思うのです。
何気ない日常を特別な思い出に変えてくれるインスタントカメラ。現像して子供たちの目線で見れるのも今から楽しみ!
photo&text : Ikumi