年齢を重ねるごとにどんどんクリスマスに関して無頓着になっていくけれどふとFacebookにて数年前まで住んでいたロンドンでのクリスマスでの風景が出てきたので思い出と共に勝手に振り返ってみようと思う。
3年前ほどのロンドンでの私は、パブで呑んだモルドワインに思った以上に酔わされてしまい、ビザのカードを紛失するという事態に・・・
(親友の彼が、がぶがぶモルドワインをついできている図。不敵な笑みがすべてこの先にできる事件を物語っている。)
クリスマスシーズン前にイギリスでこのような事態が発生してしまうと、もう終わり。何故なら彼らのクリスマスへの本気具合は、日本のそれとは違うから。
25日のクリスマス本番には交通機関もスーパーも何もかもがほぼほぼ止まるので、ゴーストタウンと化す街で一人究極のぼっちクリスマスを過ごさねばならぬ羽目になってしまう。
そりゃあ、お役所なんて尚更やっているはずもなく・・・
絶望に打ちひしがれながらどうにかゴリ押しで連絡しつづけクリスマス直前、イギリス政府からやっと、ビザ再申請の手続きに関する連絡がきてネクストステップに進むことができ、ちょっとだけ一安心。
しかし申請の際に指紋登録が必要で、近くのポストオフィスで行ったのだがなかなか指紋が読み取ってもらえず、職員の方もめったにない出来事だったようで苦笑。「・・・大丈夫。何度でもやってみましょ。諦めないで!」と不可解なエールを送られながら必死に指紋読み取り装置に指を押し付けた結果、「特にあなた、親指がダメみたいね。」と機械ではなく指、特に親指へのダメ出しを受ける羽目に。
おもわず中指を立ててやろうかと思ったのだが、職員はそのまま親指を立てながらウインクを送ってきたので、この指10本使えど奴には勝てまい。そして彼らはもう迫っているクリスマスホリデイへの執念が凄まじいので仕事をとにかく納めることに全力だし、浮かれているのだ。
というわけであっというまに、クリスマスも来て年末も来て年越しもやってきて、もはや今や2022年に突入しようとしている。
ああ・・・来年こそはイギリスに帰りたいなぁ・・・
【今日の勝手に英会話レッスン】
ASIAN FLUSH(エイジアン・フラッシュ)
アジア人は顔がお酒で赤くなりやすいので、そんな状況をASIAN FLUSHといいます。
良く友達にめっちゃASIAN FLUSHしているけど大丈夫?と言われておりました。
お願い。放っておいて・・・